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元外為ブローカーの税理士への道のり
ロックバンド、外為、FP、そして税理士へ・・・そんなオヤジのあれこれです。
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所得格差が過去最大に?
 昨日厚生労働省が「平成26年所得再分配調査結果について」を公表しました。当初所得(税金などを支払う前の所得で公的年金などの給付を除いたもの)の「ジニ係数」が0.5704となり過去最大を更新したとのこと。この「ジニ係数」は所得格差を表す数値で、この係数が大きくなったということはそれだけ格差が広がったということを示していることになります。

 と、こういう数値が公表されると、「格差社会だ!」、「低所得者を何とかしろ!」などと声を上げる方が出そうですが、少し冷静になりましょう。このジニ係数は「世帯」単位でのものです。1人で世帯を構成している方もいれば、複数人で世帯となっている方もいます。複数にいる世帯で複数人の働き手が居れば、それだけ世帯収入は多くなります。1人世帯でかつ非正規であれば、所得は低くなるでしょう。そういう意味では、比較に無理があるわけです。
 調査に占める高齢者の割合も多くなってきているでしょうから、数字自体の時系列的な比較はなかなか実態を表していないのかもしれません。

 一方、年金等の社会保障や税による「再分配後の所得のジニ係数」は前回調査より若干減少し、0.3083(前回比:▲0.0079 ポイント)となっており、ジニ係数でみた格差は拡大していないという結果になっています。要するに、所得再分配機能はそれなりに働いているということになるのでしょう。

 こちらの結果はそれなりに大きな意味を持っていると思います。高所得者が相応に税や社会保障費の負担していることを示しているからです。税制の改革を考えている方々もこの資料を読んで、単に取れるところから取るという発想を転換してみてはいかがでしょうか。
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ロックンロールFP&税理士  本間慶喜

Author:ロックンロールFP&税理士  本間慶喜
大学卒業後、バンド活動をしつつ印刷会社勤務。イギリス留学を経て、外為の世界へ。
東京~ロンドン~シンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事。
CFP・宅建取得,そして税理士へ。
住宅ローンアドバイザー。

趣味:ドラム、落語、刺繍、ウォーキング、読書、最近囲碁も始めました。

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