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元外為ブローカーの税理士への道のり
ロックバンド、外為、FP、そして税理士へ・・・そんなオヤジのあれこれです。
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最低賃金
 厚生労働省が昨日(23日)、全国各都道府県の今年度の最低賃金改定についての答申を公表しました。この公表によりますと、平均引上げ額は25円で全国平均で時給823円となり、800円台に乗りました。

 7月28日に公表された中央最低賃金審議会の「平成28年度地域別最低賃金額改定の目安について」では、引上げ額の目安を全国加重平均で24円としていましたので、それを1円上回ったことになります。

 最低賃金を引き上げは、低所得者の底上げ、消費の拡大などを目的としており、安倍政権の強い意向を受けています。確かに最低賃金を引き上げれば、低所得者の底上げができるのでしょうが、現実はそう簡単は話ではないかもしれません。

 最低賃金で働いている方(つまり、最低賃金をベースに給与が決められている方)は、いわゆるアルバイトやパートといった時間給で働いている方が多いのではないでしょうか。家計的に見ると、アルバイトやパートで働いている方々の収入が一家の主な収入になっている世帯はそれほど多くはないようです。
 内閣府によりますと、最低賃金からプラス40円の範囲の賃金で働いている労働者は全国で500万人とのこと、全労働者の10%程度です。また、経済産業研究所の研究員らによる調査では、最低賃金で働く労働者の半数以上が世帯年収500万円以上となっています。
 ということは、最低賃金で働いている方の多くは主婦のパートなのではないでしょうか。だとすると、最低賃金の引上げが低所得者層の改善という目的とは少々趣が異なってきます。主婦のパートは夫の収入という柱がある上での収入です。つまり、低所得者の底上げというよりは、中間層の引上げになっているのかもしれません。

 日本の最低賃金は先進国の中でも低いと言われており、このことが最低賃金改善の理由になっているのです。安倍首相は時給1000円を目標としてますが、実情はそんな単純な話(最低賃金を引き上げれば低所得者の生活レベルが向上するという考え方)ではないようです。
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ロックンロールFP&税理士  本間慶喜

Author:ロックンロールFP&税理士  本間慶喜
大学卒業後、バンド活動をしつつ印刷会社勤務。イギリス留学を経て、外為の世界へ。
東京~ロンドン~シンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事。
CFP・宅建取得,そして税理士へ。
住宅ローンアドバイザー。

趣味:ドラム、落語、刺繍、ウォーキング、読書、最近囲碁も始めました。

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