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元外為ブローカーの税理士への道のり
ロックバンド、外為、FP、そして税理士へ・・・そんなオヤジのあれこれです。
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財政法4条と5条
 参議院選挙に勝利した安倍首相は早速経済対策の検討に入ったそうです。そのために建設国債を追加発行するとのこと。その1つがリニア中央新幹線の全面開業の8年間前倒し。確か2045年の予定だったと記憶していますので、2037年を目指すということですね。まあ、それでも20年も先の話。経済対策という実感はわきません。

 昨日政治家のお仕事に触れましたが、話を進めて財政法のお話を少々。ご存知の通り我が国の一般会計は税収を主とした収入が60兆円程に対して、歳出は100兆円弱。60の収入に対して100使っちゃっているわけです。その足りない分は借金をしているのです。このあたりのことは皆様良くご存知のことと思います。

 国の財政に関する基本法として「財政法」があります。その第1条に、国の予算その他財政の基本に関しては、この法律の定めるところによる、と定められています。今日お話ししたいのは第4条と第5条。
 第4条第1項の第1文に、「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない」とあります。国の支出は借金してまかなってはいけませんよ、と言うことです。
 あれ?と思われましたか?そうです。借金をしてますよね。60兆円の収入に対して100兆円の支出。40兆円のマイナスです。国債という借金をしてます。それをず~っと続けて来て1000兆円の借金ってわけです。

 話を財政法4条に戻しますが、本来国は借金してその財源にしちゃいけないのですが、この第4条第1項の但書に、「但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる」とあります。借金できるのはこういうわけなのです。いわゆる「建設国債」といものですね。

 今回の経済政策はこれを発行して行うのです。要は、借金して経済対策です。

 財政法でもう1つ、第5条です。これも面白いですよ。「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない」が第5条の全文。第1文は日銀は国債を引き受けちゃだめですよ、と書いてあります。でも、ご存知の通り、日銀は国債をガンガン買っていますね。この条文に抵触しているような気がしますが、直接引き受けではなく、市場で流通している国債を買い入れているのだから、と言うことなのでしょう。

 とにもかくにも、財政法という法律があって、財政の規律をしっかりしようと謳っていますが、実態は「建設国債」と称して国が借金をし、市中の国債の独自買入れ委と称して日銀がその借金を肩代わりしているということですよね。
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プロフィール

ロックンロールFP&税理士  本間慶喜

Author:ロックンロールFP&税理士  本間慶喜
大学卒業後、バンド活動をしつつ印刷会社勤務。イギリス留学を経て、外為の世界へ。
東京~ロンドン~シンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事。
CFP・宅建取得,そして税理士へ。
住宅ローンアドバイザー。

趣味:ドラム、落語、刺繍、ウォーキング、読書、最近囲碁も始めました。

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