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元外為ブローカーの税理士への道のり
ロックバンド、外為、FP、そして税理士へ・・・そんなオヤジのあれこれです。
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都知事選
 小生は「迷走」と表現しましたが、都知事選の投票日が終わり、早々と小池百合子さんの当選確実が出ました。政策論争以外の所でいろいろ話題を提供してきましたが、新しい都知事が決まったことですから、「厚化粧」だとか「分裂」だといったことではなく、政策の中身についてしっかりした議論を展開して欲しいと思います。

 それにしても最後の最後までいろいろありました。投票日前日の30日には民進党の岡田代表が9月の代表選には立候補しないと表明しました。何でこのタイミング?と思いました。と同時に「鳥越さんは負けるのね」と確信しました。都知事選の結果が出て鳥越さん負けましたという後にこの発表をするとなると、「敗北の責任を取って代表選に立候補しない」ととられるかもしれないからでしょうか。だとするならば姑息です。

 自民党の安倍総裁にしてもそうです。最終日にはどこで応援演説をするのかと期待されていたにもかかわらず、結局登場せず。これも自民党推薦の増田さんの戦況が思わしくなく、最終日に応援演説などしようものなら、責任問題にもなりかねませんから、早々にフェードアウトしたのでしょう。

 政治家の本能と言いましょうか、責任回避能力は天才的です。選挙速報番組で某大臣経験者が増田さん敗戦の弁を述べていましたが、言い訳もここまで来ると聞くに堪えません。有権者が判断したことですから、しっかりと受け止めて「敗軍の将は兵を語らず」でいけば良かったのに、あれこれ言い訳をするものですから、恥の上塗りですね。

 この度の選挙はいろいろな意味で話題を提供してきましたので、より多くの都民の関心を寄せたことは間違いないでしょう。そしてそれによって皆様の考える時間も多くなっていたのだと思います。それは投票率に表われていると受け止めています。論点がぶれているので、棄権が多くなるのでは、投票率が低くなるのではと懸念しておりましたが、60%近くだったようですので、まずまずでしょう(本当は80%、90%になって欲しいと思っていますが)。

 防衛相時代に官僚と随分ぶつかることもあったと聞いております。ぶつからないでうまくやるのも政治家の腕でしょうが、諸々問題のある都政ですので、ここは思う存分暴れてほしいと思います。

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住宅ローン金利が過去最低に
 住宅ローン金利の引下げについて弊コラムで何度かコメントを述べてきました。コラムを書きながらもうこの辺で打ち止めだろうと思うのですが、その後に更なる利下げが行われてきています。

 昨日、三井住友信託銀行と三菱東京UFJ銀行が8月から適用する住宅ローン金利の引き下げを発表しました。30年固定で0.75%(最優遇金利の場合)、10年固定ですと0.35%(同)とのこと。

 少し前までは、変動金利と固定金利とで1%以上の差がありましたので、低金利のメリットをより享受するために変動を選択される方が多くいらっしゃいましたが、それでもそろそろ底ではないだろうかという予測から固定金利にシフトする動きも現れてきていました。
しかし、ここまで固定金利の利率が下がってくると、将来の金利上昇のリスクを負ってまで変動金利をという選択が減ってくるのではないでしょうか。

 また、住宅ローンの控除率との逆転現象(支払う利息の額よりも戻ってくる控除の額の方が多いこと)のメリットが、固定金利を選択した方でも十分受けることができるということになります。この点でも、固定金利を選択される方が増えるでしょう。

現金支給と経済対策
 近々閣議決定される「経済対策」の内容が新聞等に掲載されています。その中の1つが低所得者への現金支給。住民税が非課税である低所得者に15,000円を支給するというもの。直前までは自民党が10,000円で調整していましたが、公明党が15,000円を主張しそれが通ったという形になりました。支給予定者数が2200万人ですので、単純計算で3,300億円の予算ということになります。

 ちょっと前に高齢者向けに30,000円を支給するという決定もありました。周知徹底するための忍者のCMのあれです。こちらも1000万人以上が支給の対象者となるようですから、3,000億円以上の予算が必要です。

 消費税率の引上げは延長しちゃいましたし、財源はどうするのかな、と思います。まあ、そんなことはどうでもいいか、とりあえずお金をばら撒いておけば国民は喜ぶんだから、ですかね。

 市場の反応は、お金をばら撒くぞ、と言えば株価は上がり、その財源で長期債を発行するらしいと噂が立てば円相場が円安に振れ、それでも新発物の利回りはマイナス。

 そもそも、ばら撒く予算などないのにそういう対策をすること自体が国の将来を危うくするのではないかと小生は心配になってしまいますが、何故かその視点での議論があまり見られません。低所得者へ現金をばら撒くことが本当に経済対策になっているのでしょうか。タダでもらえるお金ですからもらう方は無条件で嬉しいでしょう。貰ったそばから使ってしまうかもしれません。でも、どうなんでしょう。1年で15,000円、人生が劇的に変わりますか?

都知事選、終盤戦で更に醜く・・・
 都知事選も残すところあと3日。マスコミ各社の独自調査で優勢な候補の名前を挙げています。当初の予想とは多少異なって劣勢を予想されている候補は焦りからか、ネガティブキャンペーン的な発言が増えてきたように感じます。

 石原慎太郎氏は増田候補の総決起大会で鳥越氏を「売国奴」、小池氏を「嘘つき」、「厚化粧の女」と言ったそうです(ネットの記事より)。石原さんまでこんなところに出てきて、何ともお下劣な発言、残念です。

 21人も立候補しているのに、当初から3人にしかスポットは当っていません。外出の途中で選挙掲示板の各候補ポスターを見てみました。結構面白いことを言っている候補もいるんですね。トランプ的な政策を掲げている候補もいます。事務所に戻ってネットで更に調べてみると、とりあえず話くらいは聞いても良いかなと思えます。

 マスコミでは当たり前のように3人に絞って報道していますが、21人もの方々立候補しています。都知事選の供託金は300万円、有効投票総数の10分の1を獲得できなければ没収となりますから、メインの3人以外の候補については没収の可能性は高いわけですから、それ相応の覚悟を持って臨んでいるんのだと思います。その気持ちに答える意味でももう少し取り上げても良いのではないでしょうか。

 突拍子もないことを言っている候補もいますが、それなりにまっとうなことを言っている候補もいます。機会があったら一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。メインとされる3人の批判合戦よりはマシかもしれませんよ。

マイナス金利により変わった「常識」
 お金を借りると利息が戻ってくる、逆にお金を預けると目減りしてしまう、そんな経済活動の常識に全く馴染まない「マイナス金利」。借りる側は嬉しいけど貸す側(運用する側)は大変です。個人で言うと住宅ローンの金利が1%を割っているものもありますので、住宅ローン控除が適用を受ければ支払利息分以上が戻ってくるなんてこともあります。

 運用する側は大変です。預金金利などはほぼゼロ。これでは預けている意味が無いということで少しでも期待が持てる金融商品に手を出して、結局は元本割れ。本末転倒ってこともあるようです。金融機関に預けるのは利息はほとんど付きませんが、元本を割るということはありません。考え方はいろいろあると思いますが、7月6日にも書きましたが、「投資はしなけばならないものではない」と思います。

 マイナス金利の影響は他にも出ています。例えば「金」。投資のお話をする時、教科書的には「金」は利息を生まない商品として位置づけられています。ですので、投資で「金」を考えるのは、値上がり益をねらう、インフレ対応、または有事や金融危機の時に頼れる最後の砦といったところでしょうか。
 ところがマイナス金利下では、保有することで資産価値が上がることとなりますので、先ほどの教科書的な説明は成り立たなくなります。ちなみに、東京商品取引所で昨日から金現物の取引が始まりましたね。

 もう一つご紹介するのは、年金債務などの計算に使う割引率です。何十年後かにこれこれの額のお金が必要ですが、現時点ではいくら持っていれば良いかということです。例えば20年後に1000万円用意をする必要があるとします。でも、今その1000万円を持っている必要はありませんね。毎年毎年運用して少しずつ増やしていって20年後に1000万円になっていればよいのですから。
 具体的には、毎年2%で運用できたとすると(つまり「割引率」2%です)、
  Ⅹ ×(1+0.02)の20乗=1000万円  X=6,597,758≒660万円 となります。

 現時点での660万円を毎年2%で複利運用していけば、20年後に1000万円になっているというわけです。運用して毎年少しずつ額が大きくなっていったので、将来必要な額とそのために今用意しておく必要がある額を比較すると、今の方が小さかったのです。これが今までの常識でした。

 ところがマイナス金利はそうはいきません。マイナス金利では、元本は目減りしていきますので、将来1000万円が必要だとすると、それ以上の額が現時点で必要になってくるという、頭では理解し難いことが起こってしまっています。

 だったら、何もしないでタンスにでもお金を置いておけばいいじゃないですか、って声が聞こえてきそうです。

任天堂の株価
 あちらこちらで見かけますね、スマホを食い入るように見ながら猫背でふらふら歩いている人々を。間違いなく「あれ」をやっているのでしょう。ぶつかりそうになったりとこちらも気を付けて歩かなければなりません。

 さて、「あれ」に関連して急騰していた任天堂の株価が今日はストップ安になりました。7月19日に付けた32,700円の年初来高値からたった4日で9,480円も急落してしまいました。任天堂自身が7月22日、つまり先週の金曜日の東京株式市場が取引を終えた後に「ポケモンGOの連結業績への影響は限定的」とのコメントを発表したことが原因とみられているようです。

 そもそも、ポケモンGOがリリースされてから急騰した株価に「買い手」として絡んでいた方々はどのくらい任天堂が儲かると思っていたのでしょうか。リリース直前の15,000円前後の株価があっという間に2倍以上になったのです。「何となく儲かる」といった漠然とした見通しで買いに走ったわけではないでしょう。

 でも、会社側がそんなにずご~く儲かるわけじゃないよ、と言った途端に急落。まさしくマネーゲーム。
 こっちのゲームの方がむちゃくちゃ面白そうじゃないですか?

相続税の申告に関するマイナンバーの取り扱い
 平成28年1月から運用が始まったマイナンバー。そろそろ7ヵ月も経過するというのに今一つ浸透していない感じがします。その適用範囲が「社会保障、税、災害対策」に限られていますので、今年の1月以降に入退社をした方などを除けば、実際に使う場面はほとんどなかったと思います。

 税務申告関連で言いますと、多くの方が関わってくるのが「年末調整」でしょう。この時点では本人のものはもちろん配偶者・扶養者など家族のナンバーも必要となってきます。ここがまず第一の山となるでしょう。提出拒否をする方もあるかもしれませんので、番号を集める会社側は大変ですね。

 次のピークは年を明けて「確定申告」。電子申告は大丈夫でしょうが、窓口での受付は番号が無い、(通知カードのみでの提示で)本人確認ができない、などトラブルが予想されます。小生も一部のお客様の分は代理で提出していますので、このあたりはしっかりと対応しなければなりません。

 所得税関係は時期が決まっていますし、対応方法も概ねできています。相続税関連はというといくつか気を付けなければならない点があります。7月8日に国税庁が「マイナンバーの相続税・贈与税に関するFAQ」を公表しました。これによりますと、マイナンバーの記載は、平成28年1月1日以降の相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税の申告書から必要となります。これはOKだと思います。

 相続税の申告書には、被相続人、相続人が記載されます。原則は全員のマイナンバーを記載するのですが、被相続人のものが分からないこともあります。その場合は記載しなくてよいことになりました。亡くなった方のは分からなかったらしょうがないよね、ということでしょうか。

 ややこしいのは相続人の分です。(特にもめているなどが無ければ)複数の相続人が同一の申告書に記載します。提出の際には相続人の人数分の控えを作成して、それぞれの相続人にお渡し各人での保管をお願いしています。しかしここで注意しなければならないことがあります。
 番号法では規定する場合以外は、他人のマイナンバーを収集又は保管することができないと規定されていますので、つまり、申告書の控えのマイナンバー部分をそのままで各相続人にお渡ししてしまうと、他の相続人等のマイナンバーが記載された状態の相続税の申告書の控えを受け取ることになってしまい、この規定に抵触してしまいます。ですからそのままで保管することはできないということです。
 ですので、控えについてはマイナンバーを記載しないなどの措置を講じる必要があります。

 添付書類などの控えにも同様の注意が必要です。住民票には家族のマイナンバーが記載されていますので、マスキングなどをする必要があるわけです。

 他人のマイナンバーを収集又は保管することができない、という規定、こんなところにも気を配る必要があるのです。


家売るオンナ
 テレビドラマ「家売るオンナ」の第2話を見ました。ストーリーの内容はさて置き、数字等の設定に違和感を感じたので少々コメントしたいと思います。

 城ケ崎家の自宅の売却価格・・・5,000万円(入ってくるお金)
 
 城ケ崎家が購入するマンション2戸・・・2,500万円と2,000万円で計4,500万円(出ていくお金)

 この時点では、城ケ崎家は差引500万円のキャッシュが残っています。が・・・

 売却も購入も三軒家万智が仲介したのですから、それぞれ不動産の仲介手数料が発生するでしょう。
 {(5,000万円+4,500万円)×3%+6万円}×1.08≒314万円・・・Ⓐ

 売却した自宅の譲渡所得。今回は全く設定がありませんでしたので、計算はできませんが、息子が20年引きこもっているのですから、少なくとも築20年以上(外見的には息子の年齢くらいは経過しているように見えます)です。問題は土地の取得費ですが、仮に相続などで先祖から引き継いだような土地で取得費が低い場合には、譲渡所得もかなりの額になります。

 {(5,000万円-250万円-170万円)-3,000万円}×14.21%≒224万円・・・Ⓑ
 ※ 取得費は概算計算として譲渡収入の5%
    不動産の仲介手数料は {5000万円×3%+6万円}×1.08で計算し切り上げをして170万円とした。

 これ以外にも、取得したマンションの登記費用(登録免許税、司法書士の報酬)、引っ越し費用等が必要です。
 そうしますと、ⒶとⒷの差額の500万円では全然足りなくなるということになるかもしれません。

 ドラマですからこんなところまで気を配る必要はないのでしょうが、これが現実だとすると、売ったお金の5,000万円を使って先ずマンションの購入代金4,500万円を支払います。ほぼ同時に不動産の仲介手数料も支払います。ですので、この手続きが終わった時点での手元残金は200万円を切っています。で、この200万円を使って引越やら登記の変更やらを行うのでしょうから、ほとんど手元にはお金は残っていないかもしれません。

 さて、年が明けて「確定申告」。税務署から譲渡所得の申告のご案内が来ます。売買を行ってから数か月、記憶の外にあった納税が目の前に忽然と姿を現します。Ⓐのうち確定申告期限までに納付する額は160万円程。目が飛び出ちゃいます。

 こんなことを考慮に入れると、売却価格-購入価格は少なくとも700~800万円以上あったら良かったなと思います。

都知事選 迷走中?
選挙には憑き物の女性問題が出てきました。お決まりと言えばお決まりの流れなのでしょうが、その対応についても批判が出るという、何とももはや茶番です。

 週刊誌の記事に対しては当然のごとくに否定し「事実無根だ!訴えてやる!」と言っていますが、ジャーナリストとして逆の立場に居た時は「説明責任を果たせ!」と息巻いていました。今度はご自身がその当事者になったのですから、グダグダ言わずに、その「説明責任」とやらをしっかりと果したらよいかと思います。私がずっと言ってきた「説明責任を果たす」とはこういうことだ、と模範となるような説明を聞いてみたいと思います。

 まあ、それにしても野党連合の候補者がこれでは役不足ですね。そもそも、候補者選定の段階からあっちこっちに行っていました。
この様子を見ていて、まるで夕飯を決めるようだなぁ、と感じました。

母:家族に向かって「明日の夕飯、何が食べたい?」
子A:「肉にしようよ」
子B:「僕も肉が良いな」
父:「何でもいいよ。任せるよ。」

翌日、スーパーの買い物中に、
母:「このお魚おいしそうね。今晩は、このお魚にしようかしら。」
子A:「お母さん、何言ってるの?今日はお肉って言ったじゃない」
母:「そうだったわね。そうそう、お肉、お肉」
(お肉売り場へ移動)
母:「豚?牛?鶏? 何がいいかなぁ~」
(あれこれ物色した挙句・・・)
母:「何だか考えるのが面倒になっちゃった。カレーにします」
子A,B「??」

お肉が「古賀さん」だとか、お魚が「石田さん」だとか、皆が大好きなカレーが「鳥越さん」などとは言っていませんよ。

政策議論は・・・どこ?
 選挙というと、どうしてこうなっちゃったんでしょう。各候補が、「私はこれがやりたい、これを実現したい。そのためにはこういうことをします。」ということを言い合えば良いことなのに、何故かそんな議論とは遠~く離れた、互いを罵ることばかり。

 76歳で手術が4回のお方がこの先何年間も激務の都知事という職をこなせるかどうかは、都民が判断します。岩手県知事を3期おやりになった方でも、都知事は別もんだから務まらないんじゃない、でも、総務大臣やったよから、経験から言えば大丈夫なんじゃない?それも都の有権者が判断しますから、放っておいて下さい。

 どんな経歴で、過去に何をやったか、どんな発言をしたか、そんなことはネットを見ればいくらでも瞬時に分かります。わざわざ公共の電波を使って言うことではありませんね。コメンテーターもしかりです。

 選挙は「戦い」ではありません。「勝った、負けた」でもありません。選挙に勝ったと言って「万歳」三唱をしますが、あれも本来は変ですよね。だって、選挙中に「あれもやります、これもやります」を都合の良いことばかり言ってきて、最高の笑顔を振りまいてきました。当選と同時に、そのお約束を果たさなければならないのですから、本当だったら、当選して憂鬱になっても良いんじゃないかと思ったりもします。

 当選した議員  「うわぁ~、やべぇ~、当選しちゃったよ。結構言いたい事を言っちゃったからなぁ~」
           「明日からどうしよう。気が重いなぁ~」
 秘書       「先生、大丈夫ですよ。先生が言ったことなんか誰も覚えちゃいません」
           「そもそも、実現してくれるなんて思ってませんから」

 当選した議員さんお選挙公約を書いたものを持って、1年後、2年後にその公約の進捗状況を確認しに議員さんの事務所を訪れる、というのはどうでしょう。一度、みんなでやってみませんか?

トランプ氏が正式に大統領候補に
 アメリカ共和党全国大会で、トランプ氏が正式に共和党の大統領候補に指名されました。数多くの批判を受け続け、共和党内部でも反体勢力が存在し、ノミネーション・キャンペーンが始まった頃は早々に撤退するのではという予想もありました。逆風をもろともせず、いや、その逆風を力にしてしまったかのようです。「トランプが大統領候補?そんなのあり得ない」が現実となりました。

 であるならば、まあ、大統領候補までは良しとしよう、でも、さすがに大統領にはならないだろう、大方、そんな見方でしょうか。でも、あり得ないこと、あって欲しくないことが起こってしまったわけですから、この先もどうなるか分かりません。

 今年は世界中で人の心の中で何かが変わっているような気がします。心の奥底に潜んでいる「何か」が動き始めたような、そんな感じがします。口から出てくる言葉と心の中が違う、というより、言葉と違う心の底の気持ちが動き始めてしまった、と言った方が良いかもしれません。

 小生の心の分析はさて置き、あと3ヵ月ちょっとすればアメリカに新しい大統領が生まれるわけです。それは、トランプかクリントンのどちらかです。どっちもどっち、という方もいます。消去法でこっちを選ぶという方もいます。アメリカという世界のリーディングカントリーの大統領選がこのレベルの選択で良いのかと悲しくなってきますが、これも現実。あちらも政治の世界は人材不足のようです。

 トランプ氏の政治家としての能力は分かりませんが、この一連のキャンペーンで大きな一石を投じたことは間違いないでしょう。見ないことにしていた事、パンドラの箱を少し開けちゃった、みたいな。めちゃくちゃのような彼の主張も、なるほどと思えることもありますし、少なくとも、本来であればしっかりと議論すべきこともあります。そういう意味では、彼が出てきた価値はあると思います。

バブル?
 打合せと打合せの間で少し時間ができたので、時間調整のために本屋に立ち寄りました。駅前にありそこそこ大きいとは思いますがいわゆる町の本屋さん。古典を学習ているので先ず歴史書の棚へ。古事記や日本書紀、まさしく今学習しているので興味深く中をパラパラ。他には時期的なこともあるのか、第2次世界大戦関連のもの、それ前後の歴史を考えるといったタイトルのものが多く見られました。

 次に、投資関連の棚へ移動。いやぁ~、ビックリしました。「初めての投資」、「投信を買うならこれ」、「不動産投資のポイント」・・・等々、似たようなタイトルがたくさんあるではないですか。いくつか手に取って中を見てみましたが、どれも、投資を推奨するものばかり。投資の本を並べた棚なので、投資はするな、などという本があるはずはありませんが、それにしても、このタイトル数には驚きます。この本屋さんは、いわゆる町の本屋さんです。

 何冊か”ちょっと見”をしていると、投資をしないのはおかしいという感覚になってきました。だって、どの本もこうやって投資をするとこんなに儲かりますよ、と書いてあるのですから。ただひたすら貯金をした人とこの本のように投資をしたい人とでは、20年後、30年後にはこんなに差が出ていますと、遠い先の予想まで確定的にかつ数字を使って具体的に書かれていました。20年後、30年後にそのような前提が本当に成り立っているのでしょうか。

 小生は神様でも預言者でもありませんので、そんな先のことは全く分かりません。それこそ分かったら投資をしちゃいますよね。

 それからもう1つ。新しいゲームの公開で1万5000円があっという間に倍の3万円超えです。ゲームに馴染みの無い小生にはこのゲームがどれほどすごいかは分かりませんが、この株価の高騰は異常ではないでしょうか。「異常な高騰」・・・平たく言いますと「バブル」ですね。

 泡は通常はじけるものです。はたして今回は?

空室率
 「TAS 賃貸住宅市場レポート」の2016年6月版を見ていて、顕著な傾向を見つけました。このことは日経新聞でも取り上げられていました。

 首都圏の賃貸物件の空室率が上昇しているのです。特に首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県)のアパート系(木造、軽量鉄骨)の空室率が2015年5月あたりから上昇しています(数字等については、アットホーム株式会社、 分析:株式会社タスによります)。同地域のマンション系(S造、RC造、SRC造)の空室率は特に目立った変化は見られませんので、アパート系にみられる現象だと思われます。

 理由の1つと考えられるのが「相続対策による賃貸物件の建設ラッシュ」でしょう。基礎控除の引下げに伴い、相続対策の必要性が高まり、その対策の1つとして、賃貸物件が多く建設されたのでしょう。人口は逆に減っていますので、物件が増えれば空室率が上がるんのは当然の流れでしょう。

 今後のこの指標には注意が必要でしょう。

都知事選
 参議院選挙も終わり、次は都知事選。21人の候補者がいますが、小池さん、増田さん、鳥越さんの3人の争いになるでしょう。本日のとある会合でこの話題になりました。

 前回2014年の投票数をベースに今回の予想をしてみましょう。舛添さんと田母神さんの獲得票が合わせて270万票。宇都宮さんと細川さんの合計が193万票。

 実際には少なからず左右の動きはあると思いますが、鳥越さんが190満票、小池さんを増田さんが270満票を半分ずつとすると135満票。これで行くと、鳥越さんの当選、ということになりますね。

 小生が誰を応援しているか、誰に投票しようと思っているかはこの場では差し控えますが、鳥越さんはどうでしょうか。76歳という高齢に加え、がんの手術も経験しています。また、政治家の経験もありません。ジャーナリスト、ニュースキャスターなどのお仕事をされていますが、これらの仕事は、いわゆる「間違い探し」です。ここがダメだ、これが不十分だというものです。
 知事の仕事は、他人の批判ではなく、独自のアイデァを率先して申し上げ、自己の責任の基にそのアイデァを実行する立場に居ます。

 後出しじゃんけんのように、人がやったことに対して、良いだの悪いだのと言っていた今までの立場とは180度変わってきます。東京は一般会計で7兆円程、特別会計を含めると14兆円にもなろうかという巨大都市。常々申し上げていますが、東京は単なる一地方都市ではありません。国家といえる規模です。

 ですので、本来は、やれ「弱者救済だ」などと言っているレベルではないのです。そんな国家ともいえる巨大都市、東京のかじ取りを、1ジャーナリストに任せるのか、都民の真価が問われていると思います。

NY株 最高値を更新
 この2~3週間は一体なんだったんだろう。イギリスのEU離脱の国民投票の結果を受けて、各国の株価は大きく下落し、為替も大きく変動しました。小生は過剰反応なのではと申し上げました。

 それから2週間程経ちました。イギリスについて言えば新しい首相が想定よりも早く決まったことはありますが、他には特に大きな動きはありません。この早期の首相決定も離脱交渉には必ずしも良いことではありません。EU離脱のデメリットについては何ら対策がとられているわけではありません。

 一部の方々は、世界中が大不況に陥ってしまうのではないかと大騒ぎをし、しばらくたってみたら何のことはありません。NY株式、ダウ平均が最高値を更新です。何とも人騒がせなことです。

 この度の最高値更新について、あの時リーマン級の大不況が来ると仰っていた方のコメントを伺ってみたいです。

財政法4条と5条
 参議院選挙に勝利した安倍首相は早速経済対策の検討に入ったそうです。そのために建設国債を追加発行するとのこと。その1つがリニア中央新幹線の全面開業の8年間前倒し。確か2045年の予定だったと記憶していますので、2037年を目指すということですね。まあ、それでも20年も先の話。経済対策という実感はわきません。

 昨日政治家のお仕事に触れましたが、話を進めて財政法のお話を少々。ご存知の通り我が国の一般会計は税収を主とした収入が60兆円程に対して、歳出は100兆円弱。60の収入に対して100使っちゃっているわけです。その足りない分は借金をしているのです。このあたりのことは皆様良くご存知のことと思います。

 国の財政に関する基本法として「財政法」があります。その第1条に、国の予算その他財政の基本に関しては、この法律の定めるところによる、と定められています。今日お話ししたいのは第4条と第5条。
 第4条第1項の第1文に、「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない」とあります。国の支出は借金してまかなってはいけませんよ、と言うことです。
 あれ?と思われましたか?そうです。借金をしてますよね。60兆円の収入に対して100兆円の支出。40兆円のマイナスです。国債という借金をしてます。それをず~っと続けて来て1000兆円の借金ってわけです。

 話を財政法4条に戻しますが、本来国は借金してその財源にしちゃいけないのですが、この第4条第1項の但書に、「但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる」とあります。借金できるのはこういうわけなのです。いわゆる「建設国債」といものですね。

 今回の経済政策はこれを発行して行うのです。要は、借金して経済対策です。

 財政法でもう1つ、第5条です。これも面白いですよ。「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない」が第5条の全文。第1文は日銀は国債を引き受けちゃだめですよ、と書いてあります。でも、ご存知の通り、日銀は国債をガンガン買っていますね。この条文に抵触しているような気がしますが、直接引き受けではなく、市場で流通している国債を買い入れているのだから、と言うことなのでしょう。

 とにもかくにも、財政法という法律があって、財政の規律をしっかりしようと謳っていますが、実態は「建設国債」と称して国が借金をし、市中の国債の独自買入れ委と称して日銀がその借金を肩代わりしているということですよね。

政治家の仕事
 「政治家の仕事」を一言で言うとすると、「誰からお金を取って、誰にあげるか」ではないでしょうか。つまり、どこに(誰に)税金をかけて、どこに(誰に)そのお金を与えるかです。

 選挙演説を聞いていると、全ての候補者が「子育てに、医療に、弱者に・・・」より手厚い保護をしたいと仰っています。労働団体をバックにしている候補は、低賃金の解消に、派遣労働者の環境改善に、農業団体をバックにしている候補は、農家へ補助金を、建設団体をバックにしている候補は、xxxに道路を通そう、橋を造ろう・・・等々、挙げていけばきりがありませんが、これらの公約(?)を全てお金を使うことです。冒頭の「誰からお金を取って、誰にあげるか」のうち、後半の「誰にあげるか」だけを言っています。

 小生もお金に余裕があるのならば、子育てにも医療にも、学校だって高校といわず大学まで無料にしてほしいと思います。保育所をもっと造ろう、ヘルパーの賃金を上げよう、とっても良い主張です。私もそう思います。

 でも、でも、それらをするお金はどこから来るのでしょう。この点を公約にあげている候補はいたでしょうか。唯一共産党は、ここに触れていました。「税金は金持ちから取ればいいんだ!儲かっている企業から取ればいいんだ!」と。まあ、これはこれで税の理論からすればめちゃくちゃですが。

 話を戻しますが、とにかくみなさんお金を使うことばかりです。そしてそのお金を自分の所へ融通してくれる候補に投票しているのかもしれません。そうなれば、収入は減って、支出は増えるばかり、国の赤字がどんどん増えているのも当然ですね。

 使うばかりではなく、どうやって国の収入をしっかり確保するのか、使う前にまず議論しなければならないこんな重大な事を当然のごとくに街頭で話してくれるような候補は出てこないもんでしょうか。

参院選を終えて
 やはり、今回も投票率が低かったですね。前回と比較してとういうのは意味がありません。54.70%。大まかに言って有権者の2人に1人が選挙に行かなかったことになります。約1億人のうち4600万人ほどが「選挙なんて関係ねぇ~」と思ったのでしょうか。

 小生はこのブログを通して、「自分の1票なんて」と分かったようなセリフを吐いて投票に行かないことが、実は政治家の思う壺なのだということを何度も言ってきました。比例代表で自民党が獲得した票は2011万票です。棄権が4600万人。この数字を見比べて棄権をした方はどのように感じるのでしょうか。

 新聞に候補者のプロフールが掲載され、ネットでも簡単に検索ができます。公示されてから誰に投票しようか自分なりに考え、投票所の掲示板で再度確認し、こう言っては申し訳ないですが、確かに「この人だ!」「この人に入れたい!」という候補はいませんでした。いませんが、でも、棄権はダメです。

 当選者の顔ぶれを見ていると、やっぱり有名人は当選するんだなぁ~と感じました。大した論点も無いし、どうせなら知っている人にしようということでしょうか。

 小生は、投票率が8割や9割になれば絶対に変わると信じているのですが、そんな日が来るのでしょうか。候補者がさえないから投票に行かないのか、投票に行かないから大した候補者しか出てこないのか。

トップの仕事
 明日が参議院選挙の投票日。どうも争点がぼけていて、今一つ盛り上がっていないような気がします。18歳、19歳の方が初めて参加できる国政選挙です。何だか良く分からないなどと言わず、是非、投票所へ行ってほしいと思います。

 一方の都知事選挙。こちらは候補者選び、立候補の表明などで注目度が高まっています。小池百合子さんが自民党の推薦を得る前に立候補の表明をした為に、自民党都連のメンツを潰したので意地でも別の候補を立てるとのことで「分裂選挙」という文字が報道の中で踊っています。

 都民からすれば、そんなキャッチフレーズもどきはどうでもよくて、一国並の予算と権限を持つ巨大都市のかじ取りをしっかりとやって頂ける方の立候補を歓迎したいところです。政治集会へ参加したことがあるタレントの立候補が取りざたされていますが、政治の未経験者にはどう見ても無理な仕事でしょう。票が集まれば良いってもんでもないと思います。このあたりについては、国民(今回は都民ですが)も「なめるなよ!」と言って怒っても良いと思います。

 さて、トップ(首相、自治体の長、社長など)のお仕事、一言で言って「不透明な未来に向けて『決断』をすること」ですね。右に行くか左に行くか、この政策をやるべきか止めるべきか、決定の全責任を負う最終決定者です。それはそれは胃が痛む過酷な仕事だと思います。

 一方で、テレビのコメンテーター、経済評論家などのお仕事は、これらのトップがした決定を後で評価することです。

 決断をする人と後でコメントをする人とどちらが大変でしょう。もちろん、決断をする人です。ですから、社長の給料は会社の中で一番高いのです。

 さて、焦点を変えて、自治体の長はいかがでしょうか。例えば東京都知事の年収は2500万円くらいでしょうか。一般の職業から比べれば高い金額ですが、前にも触れましたように、民間企業のトップの年収と比べれば低いといえるのではないでしょうか(知事を1期勤めると数千万円の退職金が出るそうですが、それを踏まえても、です)。

 会社のお金で絵を買って社長室に飾っても、社用車で別荘へ行っても、会社のお金で飲み食いをしたという理由で首になった社長はほとんどいません(もちろん「横領」とかであれば犯罪ですから別問題です)。

 一般企業には優秀な人材がいるのに、こと政治の世界となると何とも戦力不足と感じざるを得ません。なぜなのかと考えてみたら、例えばこんなことが理由の1つになるのではと感じた次第です。

働くことの意識
 昨日(7/7)に日本生産性本部より、平成28年度 新入社員「働くことの意識」という調査結果が公表されました。平成28年度の新入社員を対象とした「働くこと」に関するアンケートです。昭和44年度に実施して以来48回目という歴史のある調査です。小生も某大学での講義の参考にしています。
 
 今どきの若者の仕事に対する姿勢や気持ちがどのようなものなのかとても興味深く、また、その変化を追っていくと時の流れを感じることもできます。具体的に内容をご紹介します。

 ・働く目的 「楽しい生活をしたい」が37.0%(昨年度)⇒41.7%へ増加し、過去最高
        「社会のために役立ちたい」12.5%(同)⇒9.3%へ低下

 ・「デートか残業か?」  「デート」を選んだ方 19.0%(同)⇒22.6%へ増加
                 「残業」を選んだ方 80.8%(同)⇒76.9%へ低下

 この2つの調査では、仕事よりもプライベートを優先する傾向があることが分かります。

 ・「どのポストまで昇進したいか」  社長  17.8%(10年前)⇒10.8%
                       部長  11.5%(同)⇒17.4%
                       課長・係長等 11.2%(同)⇒18.6%
                       専門職 26.4%(同)⇒17.8%

 部長や課長等それなりのポストまでは行きたいが、トップの社長は望まないということなのでしょう。

 他にもなるほどと思える調査結果もあります。ご興味ある方は、こちらのサイトをご覧下さい。
 日本生産性本部 調査研究 平成28年度 新入社員「働くことの意識」調査結果


 
卵は1つのカゴに盛るな
 投資の格言の1つに、「卵は1つのカゴに盛るな」というのがあります。卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。つまり分散投資をしなさいといういうことです。

 投資のセミナーなどでは必ずといっていいほど聞く格言の1つです。特定の金融商品に投資を偏らせるのではなく、複数の商品や銘柄に分散させた方が良いというのはもっとものように聞こえます。

 しかし、小生にとっては今一つ納得がいかない格言でもあります。「カゴを落とした時」というのはすなわち投資を失敗した時と言うことです。つまり、偏った投資をしていると失敗した時は大きな痛手を負います、と言うことです。

 投資は成功する時と失敗する時と両方あります。この格言は失敗した時のことしか言っていませんね。そのかごを落とさなかった場合、すなわち、うまく言った時もやはり複数のカゴに分けて持っておいた方が良かったことを証明する必要があると思いますが、いかがでしょうか。

「投資」はすべきか?
 「投資をしないと損なんですよね」とか「投資はしないとダメなんですか?」といった類の質問を度々受けます。それも年齢の高い方々からの質問が多いのです。こちらか「なぜ投資をお考えなのですか」と尋ねると、「だって、投資をしないと損なんでしょ」、「みんな投資していますから」といったお答えで、目的が極めてあいまいです。

 「投資」とは、将来において資本を増加させるために、現在の資本を投じる行動で、一般的には、お金を投下してその元本が大きくなるか配当・利息その他の方法で利益の配分を得る行為とされています。ややこしい文言の解釈はさて置き、一言で言えば「お金を増やしたい」と言うことでしょう。

 今あるお金が黙っていて増えていくのであればこんなに嬉しい話はありません。黙って置いておくだけではもちろん何も起こりません。増やすためには、そのお金に「冒険」をさせなければならないのです。
 この綱を渡ってこちらかあちらへ行けたらご褒美をあげよう、みたいなことです。綱が短かったり、綱の高さが人の背丈ほどですと見ている側はハラハラしません。よって、このパフォーマンスには見物人は付きません。
 でも、数百メートルの渓谷を命綱無し渡ろうという芸当にはたくさんの見物人が押し掛けることでしょう。見物料も当然高くなります。

 さて、あなたはこの綱渡りをしたいでしょうか?そもそも、する必要がありますか?本当のところ、興味が無ければ見物にさえも行かなくて良いのです。

 国民投票の結果を受けて、イギリスがEUからの離脱をする方向で動いています。このことが世界中の金融市場を揺さぶっています。そして、この動きの影響を受けて個人投資家からのご相談が増えています。「この流れで損失が膨らんでしまった。ここらで損切をした方が良いか」という質問・ご相談です。

 どんな金融商品をお持ちなのかヒヤリングをしていると、割とリスクの高い(価格の変動幅が大きい)商品をお持ちの方が多いことに驚きます。更に、どのような方向性、どのような戦略でこのような商品構成(いわゆる「ポートフォリオ」)にしているかを尋ねると、さらに驚くことに、戦略以前の問題で、保有している商品の特性を理解していない方がいらっしゃいます。証券会社の営業の方から勧められるままに購入したとのこと。
 勧められた商品を購入すること自体は悪いことではありませんが、問題はそのリスクを把握していないことです。これこそ投資の鉄則です。「分からないものには手を出すな!」です。

 儲かっている時は分かるとか理解しているとかきっとどうでもよいのでしょう。なぜだかわからないけど、毎月分配金が口座に振り込まれてくる。もうそれだけでハッピーなのでしょう。
 しかし、ひとたび相場環境が変わり、配当ゼロが続き、購入以来初めて価格なるもをチェックしてみたところ何と買った時より何割も下がってしまっていることに気づき、慌てて相談にいらした、そんな感じでしょうか。

 投資はしなければならないものでも、しないと損なものでもないと、小生は考えます。必要に応じて(目的に応じて)、投資をする、それで十分だと思います。

 巷では、老若男女口をそろえて、「これだけ金利が低くちゃ、銀行預金なんかやってられないよなぁ」と仰っています。0.001%、100万円の1年間の利息が10円(源泉後は8円)ですから、もうどうでもいいのレベルを超えています。だからといって、「投資」とはならないと思います。

 こんな低金利ですから、0.5%でも1%でも利回りがあれば上出来でしょう。でも、この夢のような金利でも実際の受取金額は8000円程(100万円で1%、源泉後)です。ちょっと良い店で1回飲んだら終わりです。そんなもんなのです(1億円でもあれば海外旅行でもいけますが・・・)。

 「少額投資で少しずつ」といったキャッチコピーを見ますが、少額では投資がうまくいったとしてもそのリターンは僅かです。

 「投資」「投資」と周りに振り回されないで、これだけ騒いで一体全体いくら手に入るのか一度現実を見てみてはいかがですか。

 
1人区は与党 VS 野党 ?
 参議院選挙まで1週間を切りました。各党は最後のお願いにそれこそ全力を注いでいるようです。

 今回の選挙の勝敗のカギを握るのは32ある1人区だそうで、何と、民進、共産、社民、生活の四野党は、候補一本化してしまったそうです。野党共闘というと聞こえはいいかもしれませんが、どう見たってこの四党、主義主張は全く異なります。それが「一致団結しよう」というのですから驚きです。

 何がどうあっても、「安倍は嫌だ!」ということなのでしょうか。野党ですから、安倍が嫌なのは分かります。でも、安倍が嫌だ、といっているだけでは政治はできません、国は動きません。そのことは数年前に政権を取ってしまった民主党が証明しました。

 ××が嫌だ、ならば、どうするのか、何をするのか、しっかりとした政策を示して欲しいと思います。出された食事に対して、私はこれは嫌いだ、あれも嫌いだ、そんなことばかり言っていたら、空腹で倒れちゃいますよ。

セミナーのお知らせ
 セミナーのお知らせです。
 セミナーというと机に座って講師の話をしっかり聞かなければ、といった堅苦しいイメージがあると思います。
 今回ご案内するのは、六本木のラウンジバーでお酒を飲みながらお気楽に聞いて頂こうという企画です。

 何と!飲み放題付きで3,000円!!
 セミナーの後にはご相談もお受けします。もちろん無料です。

 今回は初心者向けに投資のお話をします。
 お気軽にご参加下さい。お待ちしております。

 7月6日(水曜日) 19::00~23:00 セミナーは19:30くらいからスタートしますので、お仕事帰りでも間に合うと思います。
 会費 3,000円(飲み放題です)
 場所 東京都港区六本木4-12-10 グレイト綱ビル4F  Lounge Bar BONOS 03-6804-6587

 FBにアクセス可能な方は、こちら

 

国民投票後の株式相場
 NYダウが昨日も値を上げました。前日比235ドルのプラスです。EU離脱決定後の24日と27日の2日間で約870ドル下げましたが、その後の3日間は続伸しで790ドルほど、率にして90%分ほど値を戻しました。

 EU離脱を選択したという予想外の結果に決定直後は世界中が大不況に陥ってしまうような悲観的なコメントが多く見られましたが、市場参加者の見方は言われているほど悲観的ではなかったと言うことでしょう。もちろん今後何が起こるのか分からないという不透明さがありますので、どこかで火がつけば、または火がつかないにまでも煙くらいが立てばこの不安感に火は油を注ぐことになるのでしょう。

 短期的に利益を上げなければならないプロの投資家はこのような相場は絶好の「稼ぎ時」なのでしょうが、中長期で資産運用をする個人投資家、特に老後資金の為に運用をしている方などはこのような相場では一喜一憂しないことが必要ではないでしょうか。相場に振り回されないためにも、相場から一歩も二歩も離れてみて静観するのも1つの対処方法かと思います。




プロフィール

ロックンロールFP&税理士  本間慶喜

Author:ロックンロールFP&税理士  本間慶喜
大学卒業後、バンド活動をしつつ印刷会社勤務。イギリス留学を経て、外為の世界へ。
東京~ロンドン~シンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事。
CFP・宅建取得,そして税理士へ。
住宅ローンアドバイザー。

趣味:ドラム、落語、刺繍、ウォーキング、読書、最近囲碁も始めました。

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