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元外為ブローカーの税理士への道のり
ロックバンド、外為、FP、そして税理士へ・・・そんなオヤジのあれこれです。
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お久しぶりです。
1年半以上でしょうか。忙しさにかまけてすっかりご無沙汰してしまいました。

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今日の日経平均
 今日の日経平均株価は228円高で引けました。日経新聞夕刊のトップニュースはOPECの減産合意。当然のことながらNY原油先物は大幅に反発しました。減産するのですから原油のお値段は先行き上がるであろう、当たり前の動きです。

 減産のトップ記事の下に「日経平均反発」とあります。OPECの減産合意を受けて原油価格上昇の恩恵を受けるであろう会社の株が買われたとのこと。石油資源開発会社、石油卸、プラントなどの会社です。これも分かります。

 東証一部の値上がり銘柄数が1370に対して、値下がりが521でした。原油をほぼ100%輸入に頼っているこの国で、原油の値段が上がることが嬉しい会社がこれほどたくさんあるとは思えません。小生には、OPECの減産合意⇒日経平均上昇という図式には「?」が付いていしまいます。

 円安も日経平均の買い材料となっていたとのこと。円安と言っても101円台前半から半ば程度、これが買い材料になっているとは思えません。

 良くあることですが、相場の後解釈は面白いですね。

アップルへの追加課税
 欧州連合の欧州委員会は、アイルランド政府に対して、アメリカのアップル社に130億ユーロを追徴課税するように指示したとのこと。昨年末にイタリア政府と3億ユーロの追加課税で合意したり、今年の1月にはグーグルがイギリスと1億3000億ポンドの追加課税で合意したりしていますが、今回は2桁違います(本日のレートで約1兆5000億円)。いやはやびっくりです。

 ご存知のようにアイルランドはタックスヘイブン(法人税率が12.5%)と指定位置づけられており、アップル社は取引を子会社など経由することにより実質的な税率を更に大きく下げていると言われています。欧州委員会は、これによりアイルランドがアップルに税制面で優遇していると判断し、2003年から2014までの優遇した分をちゃんともらいなさい、とアイルランドに指示したのです。随分と昔まで遡るんですね。
 当然のことながら、アイルランド政府は反発しますし、アメリカ政府だって黙っちゃいません。

 「稼いだ分を稼いだ場所に納めましょう」、これが納税の基本ですが、グローバル企業が国境を越えて商売をしていますので、「稼いだ分」、「稼いだ場所」の線引きも難しいです。税率も国家の決定事項です。

 今回の欧州委員会の指示は額といい、遡及期間といい、租税回避行為防止策の枠を超えた感じがします。

NISA
 本日の日経朝刊によりますと、政府はまたまたNISA制度を変更するらしい。その利用が伸び悩んでいることがその理由のようですが、そもそも制度導入の時に、どのくらいの利用を期待していたのでしょう。

 弊ブログ(2015年3月12日版)でも述べましたが、NISA発祥のイギリスでは開設された口座の多くが預金用なのです。かつて日本でもありました、「マル優」に近い制度です。今では金利がほぼゼロなのでどうでもいいでしょうが、そこそこの金利があった時には悪くはなかったです、預金利息の源泉分が無いんですから。これだったら、皆さん利用しますよね。

 国民に株を買って欲しければ、NISAみたいな制度をちょこちょこ変更するんじゃなくて、前みたいに証券税制にかかる税率を下げればいいんです。でも、これはまずできない。たくさん株を持っているのは金持ちだから、「税率を下げる=金持ち優遇」という理屈になって国民から批判を受けることになるからです。

 だから、NISAなどという何だか特典がありそうな制度を作って、投資に馴染みの無い国民が「ちょっと投資でもしてみようかなぁ~」なんて気にさせようとしているのです。この中間層あたりに対しての優遇なら批判は受けず、更に、株価上昇にもつなげることができるという目論見でしょう。

 しかし残念ながらこの制度には大きな欠陥があります。株式投資をやったことがない人は、税金を優遇するからといっていきなり株式投資なんてしないのです。投資をしない人は、何だかわからないものに、自分の大事な大事なお金をつぎ込むことにものすごく抵抗があるのです。

 制度がスタートしたばかりの頃は、口座開設数がそれなりに増加していきました。特に高齢層に多かったと聞いています。でも、制度のことをしっかりと理解していた方は少なかったのではないでしょうか。口座を開設するだけでメリットがある、儲かる、と思っていたのではないでしょうか。

 NISAは儲かったところに課する税を非課税にするという、それだけの制度なのです。制度としては大したものではないのです。そもそも、NISAのメリットを享受するためには、「儲からなければならない」のです。株をやったことがない人が、急に始めて「儲かる株」を見つけられるでしょうか。と言いますか、そんな危ない橋をそもそも渡らないですよね。
 NISAがあろうがなかろうが、やらない人はやらないのです。この心理を理解していないうちは、ちょこちょこ制度を変えたところで、利用は増えないと思います。

 今やるべきことは、細かい制度のマイナーチェンジではなく、大局をどうするかではないでしょうか。

日経平均 300円の下落
先週の日銀の金融緩和、昨日閣議決定された28兆円もの経済対策、麻生財務大臣が黒田日銀総裁と会談して財政と金融の協調体制を確認、と来れば、本日の株価は上昇というシナリオになるのではないでしょうか。

 物事は思い描くようには行きませんね。日経平均は前日比マイナスで始まり一度もプラスにならないまま300円超の下落で取引を終えました。

28兆円という風呂敷は確かに大きく見えますがその中身は、
 ①一億総活躍社会の実現、
 ②21世紀のインフラ整備、
 ③英国のEU離脱に伴う不安定なリスクへの対応及び中小企業・小規模事業者及び地方の支援
 ④熊本地震や東日本大震災からの復興や安全安心、防災対策の強化
となっています。

 小生には方向感が感じられずまとまりの無い印象ですが、第3次安倍再改造内閣の船出の日でもあります。その効果を期待しつつ、動向を見守りたいと思います。



プロフィール

ロックンロールFP&税理士  本間慶喜

Author:ロックンロールFP&税理士  本間慶喜
大学卒業後、バンド活動をしつつ印刷会社勤務。イギリス留学を経て、外為の世界へ。
東京~ロンドン~シンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事。
CFP・宅建取得,そして税理士へ。
住宅ローンアドバイザー。

趣味:ドラム、落語、刺繍、ウォーキング、読書、最近囲碁も始めました。

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